中古ギア情報

ツアープロも使う『通』なメーカーを狙え

2011/07/14 10:00
名器FC614を使いやすくした。ツアープロも愛用するFW SYB FC714

中古ショップでは、人気+程度=価格が基本。でも知られていないだけで、ツアープロが結構使っているメーカーが実はある。つまり知名度はイマイチだけど、製品としては魅力あるというクラブだ。そして友人に語るネタにもなる。安くてモノが良くて自慢できると、オイシイクラブが実は中古ショップにある。

まずはSYBというメーカー。今まで、フォーティーンが親会社で、SYBは部品(ヘッド、シャフト)を販売する会社としてやってきた。(合併してフォーティーンのSYB事業部という形になった)特にフェアウェイウッドが人気で、FC714や、W411Vなどツアープロも使っている名器。美しい形状、音と打感も素晴らしく、そして低重心で飛ぶということで、マニアに人気。新品はヘッド売りが主なので、シャフトも人気のモノが入っていることが多い点も中古市場でも人気の原因だ。

使いやすいUTを作るのが上手いアキラプラダクツ AKIRA ADR(2009)UT

もう一つはアキラプロダクツ。日本やアジアツアーでも活躍する、久保谷健一プロを始めとして、ツアープロが使っているクラブ。オススメはユーティリティ AKIRA ADR(2009)は非常に構えやすい形状で、ロフトバリエーションも多い。純正シャフトは軽量カーボンなので、年配の方でもOK。アキラプロダクツは、最近全国の工房にヘッドを卸していて、カスタム仕様のクラブも中古市場に出回るようになってきている。ツアーではウエッジも人気のようだ。

中古ショップでは、有名メーカーに目が行きがちだけど、こういう人知れぬ名器を探すのも中古ショップの楽しみ方。常連になると、ショップの方も、マニアックなクラブの入荷情報を教えてくれるだろう。身近に楽しむことが、いいクラブを安く買うコツといえるだろう。