中古ギア情報

中古ギアで楽しむ2011年日本オープン

2011/10/20 14:00
すでに値段も安くなっている名器。見つけたら即買い?!ミズノ MP001フェアウェイウッド

我が国のナショナルオープンである「2011年日本オープンゴルフ選手権競技」が、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で行われ、歴史に残る名勝負で幕を閉じた。天候のために、設定よりグリーンが硬くできなかったが、終わってみれば優勝スコアは-2。狭いフェアウェイと砲台グリーンの影響で、観戦しているギャラリーは次第に息苦しくなる持久戦になり、これぞ日本オープンと言う展開になった。

話題は、近年不調であった佐藤信人の復活劇だった。3日目まで首位につけるも、最終日に大きくスコアを落として優勝を逃してしまったが、ギャラリーの声援を一番多く受けていた。そして先週9年ぶりの優勝をあげた久保谷健一は最終日にスコアを伸ばして、プレーオフに進出するも、現在賞金ランキングトップを走るべ・サンムンの安定したゴルフが勝る結果となった。

さてクラブをチェックしてみよう。佐藤信人が愛用しているフェアウェイウッドは、2005年モデルのミズノ MP001だ。ミズノらしい小ぶりで、美しい顔のヘッド形状で、打感も非常によい。すでに中古ショップではかなり安くなっているが、プロが長く愛用するのがよくわかる名器。

日本オープンを制したべ・サンムンも愛用。フォージドキャビティの名器「キャロウェイ Xフォージド(2009年モデル)

優勝したべ・サンムンが使用するドライバーは、キャロウェイ レガシーブラック。まだ出たばかりなので、中古市場では不足している。アイアンは、キャロウェイ Xフォージド(2009年モデル)。こちらは中古市場でも人気のギアで、ロジャー・クリーブランドがこだわって作った名器でもある。

ちなみにXフォージドは2007モデルもあるが、実はこちらのがやさしくてお勧め。どちらも、カンタンなモデルではないが、非常に評価の高いモデルだ。鷹之台カンツリーはなかなかいけないが、中古ショップで日本オープンの時に活躍した選手のクラブを握って、名勝負の余韻に浸ろうではないか!