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勝手に『中古ギア HOT LIST』第2回 ドライバー編

2012/01/26 11:00
小ぶりヘッドの名器「ヤマハ インプレスX 425V」

勝手に『中古ギア HOT LIST』第2回はドライバー編。選んでみたのは「ヤマハ インプレスX 425V」だ。

まず、このヘッドをベースに最新の「インプレスX TOURモデル」が作られているということ。そのモデルを藤田寛之が使っている。前作と比べて、上から見たらほとんど違いがわからないヘッド形状なため、打って違いがわかる人がいるのか?と思えるぐらいに似ている。「ヤマハ インプレスX 425V」は、そのアイアンに合わせて重心距離が短めで操作性が良い。おまけに低重心で、重心深度も深すぎず、低スピンのぶっ飛び弾道が打ちやすい。

また、フェース角がオープンなので、フッカーとも相性がいいが、注意すべき点は、表示ロフトとリアルロフトの差がほとんどない。9度と10度がラインナップされているが、10度を選んでほしい。低スピンなのでボールがドロップしやすいのだ。シャフトはカスタムで三菱レイヨンの白マナが入っているものも多いので、ヘッドスピードの速い人はこちらを探すとよい。

とはいえ、中古市場では品薄で、純正シャフト、カスタムどちらも在庫は少ない。探している人は即買いがいいだろう。発売してすでに5年も経とうとしているのに、まだまだ充分に魅力的。最近のヘッドの小型化でますます注目を浴びている。まさにHOTな中古クラブである。