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憧れのプロ使用アイアンに挑戦しよう

2012/03/15 10:00
人気のミズノMPシリーズの中でも硬派な「MP-37 アイアン」

マッスルバックアイアンは、アマチュアにとって憧れである。もちろんプロが使っているというのが大きいのだが、一度でも芯を食った時の打感と球筋を味わうと、すっかりヤミツキになってしまう。

また、マッスルバックじゃなくても、プロ仕様のキャビティバックは、ほとんどお助け機能の恩恵を受けない。プロはやさしいと感じても、アマチュアがあまり感じないのは、クラブのお助け機能を上回るミスをするからだ。それを言ってしまえば、少々のお助け機能では、我々アマチュアには関係ないということ。ならばいっそうのこと「マッスルバックを使ってしまえ!」というのが今回の提案である。

実はあまり知られていないが、アイアンにとって、とても必要なスペックとして、バウンス角というのがある。ウェッジでは馴染みがあるが、実はアイアンも非常に大切。バウンスがあると、実際芝の上から打った時に、少し手前から入っても許してくれる。しかし練習場のマットでは跳ねる感じがする。

外国のブランド、タイトリストやキャロウェイなどはしっかりバウンスがある。ミズノは日本のメーカーだけど、世界をターゲットにしているモデルなので、若干のバウンスがついている。バウンスが少ないと、練習マットの上で心地良いし、実際芝の上で美しくターフが取れるがミスには厳しい。日本刀の切れ味を求めるか、実戦向きのものを求めるか、悩みどころである。中古ショップの買取保証制度を上手く使って、一度はプロの道具に挑戦してみるのもいいだろう。