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ピンクのG20など、ゴルフギアからマスターズを振り返る

2012/04/12 10:00
ピンの中でも隠れた名器といわれる「ピン ラプチャーV2 ドライバー」

今年のマスターズは、最後まで盛り上がった試合だった。最終日、ルイ・ウーストハイゼンが、2番でアルバトロスを出し一気に首位戦線に。一方、百戦錬磨のフィル・ミケルソンがまさかのトリプルボギーを叩きながらも最後まで粘る活躍を見せた。72ホールを終え、ウーストハイゼンと、バッバ・ワトソンが10アンダーで並びプレーオフに突入。最後は歴史に残るトラブルショットからパーをセーブし、バッバ・ワトソンが悲願のメジャー初タイトル獲得となった。

さて、このプレーオフは2人ともピンの契約プロ。ウーストハイゼンは、ヘッドカバーは新製品のi20だったが、中身はラプチャーV2。低重心で重心距離の長いピンのドライバーの中でも、飛ぶと密かな話題となっているモデル。テーラメイドやピンなど、重心距離の長いモデルが圧倒的に多く、短いモデルを使っているのは、ミケルソンや日本の松山英樹石川遼の2人と少数派となってきた。重心距離は短いとボールが捕まるし操作性はいいが、長いほうが飛距離に有利。ボールを曲げにくいが、その分大怪我が少ないと言える。

今大会、白いテーラーメイドのドライバーとピンがやたら目立ったマスターズ。そして最後に目立ったのは、バッバ・ワトソンのピンクのG20だが、これはもちろん非売品。中古のG20を買って、ピンクに塗装するという手もあるが、中古買取価格は激しく下がってしまうだろう。マスターズ気分で、中古ショップに寄ってみて色々チェックしてみよう。