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メジャーを制した谷口徹が使用する名器

2012/05/17 10:00
「キャロウェイ スチールヘッド」は超レアなのでなかなか中古市場にも出てこない 5W、3Wなら見つけやすい

国内男子ツアーもようやく盛り上がりを見せてきた。女子より試合数が少なく、石川遼が約1ヶ月の間、米ツアーに主戦場を移すという情報が入ってきたので、寂しくなるのでは?と思わせた。しかし国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権」は、井上誠一設計の烏山城カントリークラブのコース攻略に各選手が苦しみエキサイティングな展開となった。こういう厳しいコンディションになると、やはり谷口徹のような実力者が出てくる。いろいろなプロが彼に追いつこうとしたが、最後までキッチリと攻めきり優勝をモノにした。

さて、彼のクラブセッティングの特徴といえば、やはりフェアウェイウッドとパター。どちらも非常に長く使っていることは皆さんも知っていることだろう。キャロウェイの初代スチールヘッドは1997年に発売されているクラブ。4+という番手と5Wを入れているが、4+というのは当時のキャロウェイのフェアウェイウッドのラインナップで特徴的だった、ロフトは3Wで長さは4Wという設定。ロフトは15.25度、4+はアニカ・ソレンスタムも好んで使っていた。谷口徹は低スピンで飛距離の出るこのヘッドにフジクラのスピーダー 661という先調子でヘッドが走るタイプのシャフトを挿している。クラブ契約がキャロウェイからテーラーメイド、そしてヤマハに変わっても使い続けている。

そしてパターはオデッセイ ホワイトホット#5も換えない。丸山茂樹も愛用するパターの名器だ。発売して軽く10年以上たつと、こういう名器は中古ショップとは言え、なかなか出てこなくなってきた。値段も安いのでつい買ってしまう。こういう衝動買いも楽しいものだ。