中古ギア情報

テーラー RBZ FWブームの現象を分析する

2012/07/05 10:00
人気のテーラーメイド RBZ フェアウェイウッド。米国で販売されているTOURも人気

とにかく テーラーメイド RBZフェアウェイウッドが売れているらしい。ホントにそんなに騒ぐほど飛ぶの?と思っているゴルファーも多いと思う。結論から言うと確かに飛距離性能は優れている。しかし騒がれすぎの感がしないでもない。

まず言えることは、日本使用の純正シャフトは50g台と軽量なことだ、メインターゲットは実は上級者層ではないブランド、なのでどのモデルも軽量なカーボンが入っている。自分が使っているいつものフェアウェイウッドより軽い。そしてフェース角は開いて見えるけど、実はそうでもなく、ボールは捕まりやすく、強い球がでやすい。ロフトはしっかり立ち気味。ゴルファーをその気にさせるいい打球音でシャープな打感、いかにも飛ぶイメージが湧く。飛ぶと感じる要素は十分ある。ゴルファーの感覚と、実際の性能が高いので噂になっていると言える。

中古市場でも人気で品薄状態なのだが、フッカーは見た目より閉じ気味なフェース角が気になり、つかまりすぎる傾向がある。RBZには国内未発売(7月に限定発売予定)のTOURというモデルがあり、こちらはかなりのオープンフェースでつかまらない。こちらは日本未発売の上、ツアーで人気なので更に品薄。

こっそりとオススメするのは、R11のフェアウェイウッド。打感も音もいいし、弾道調整機能のFCTもついている。低スピンで叩ける。タマ数も多いので、シャフトのバリエーションも選びやすい。唯一ヘッドが重い分慣れが必要なので、少し短くして使うのもオススメ。中古ショップのスタッフはギアマニアが多いので、こういう裏情報を聞き出すのも中古ショップ活用術の一つだ。