中古ギア情報

全米プロで活躍したゴルフギアたち

2012/08/16 10:00
写真はタイトリスト 906F2。少しボールの上がりやすいタイトリスト 906F4というモデルもある

今季4つのメジャー大会が全て終了した。優勝争いに絡み、完全復活の兆しがあるタイガー・ウッズは、ドライバーが安定したことが大きな要因と言える。

タイガーが使用するドライバー「ナイキ VRツアードライバー」の弾道調整ができないタイプを長く愛用している。中古市場では流通量は少ないが、特に高値になっていないので、タイガーファンにオススメしたい。

さて、今年の全米プロでは特に風が強い大会となったが、この難しいコンディションの中、活躍するのが北アイルランド勢。ロリー・マキロイが最終日ノーボギーの完璧なプレーで優勝した。2位に8打差は新記録というおまけ付き。マキロイは長く使っていたタイトリストのドライバー、フェアウェイウッドを新しい913シリーズに変更していた。

さらに注目したいのは、かなり長く使っていたタイトリスト 906F2 フェアウェイウッド。こちらはスルーボアでホーゼルが長いのでシャフトが硬くなり、完全なハードヒッター向け。低いライナーの球で操作性も高い。昨年の全米オープンではコレを使っていた。最近はボールが上がりやすいをことを売りにしているフェアウェイウッドが多いが、ヘッドスピードが速くボールが上がりすぎる人には吹き上がってしまってコントロールしづらい。プロが以前使用していたモデルなら値段も安め。906F2もその傾向がある。最新モデルじゃなくてこういう「外し」をいれると、低予算でクラブ好きの友人を唸らせることができるはず。