石川遼が使用したキャロウェイのウェッジ
石川遼が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2年ぶりに優勝した。涙の優勝スピーチにもらい泣きしたゴルファーも多いだろう。石川遼と言えば、来季から米国男子ツアー参戦と、来季からの用具契約の行方が注目されている。
長年契約してきたヨネックスとの用具契約が今年で終了するからだ。一部スポーツ紙のスクープによるとキャロウェイとの契約がほぼ決まりと噂があったが、正式発表はまだされていない。スクープ通りキャロウェイなのか、大どんでん返しがあるのか、注目されるところ。
さて、この試合でもう一つ話題になったのが彼の使用ギアのチェンジだ。パターをスコッティ・キャメロンからオデッセイのピンタイプへ。サンドウェッジをタイトリストのボーケイからキャロウェイに変更したことだ。
パターは以前はずっとオデッセイを使っていたから「戻した」感があるが、サンドウェッジ一貫して使い続け、ヨネックスからも石川遼モデルが何度か出たにもかかわらず、使い続けていたボーケイから、キャロウェイへのチェンジは正直驚いた。モデルはキャロウェイ FORGED ウェッジ(2011年モデル)を使用している。キャロウェイのウェッジは、初代 X-TOUR ウェッジが大ヒットし、その後のモデルはプロ志向なのか、お助け機能をそぎ落とし、どんどん難易度がまして行った。だがここにきて最近のJAWSウェッジは使う人を選ぶウェッジとなった。
しかし、石川が使うキャロウェイ FORGED ウェッジは、原点回帰することで人気も復活。そこに石川遼が使用したとなると一気に火がつく可能性が出てきた。とはいえ今はまさに新製品発表のシーズン。もしかしたら新しいモデルが出るかもしれない・・・。石川も新しいモデルを使うかもしれないが、人気がイマイチな今なら、中古ショップでもタマ数が多く、程度もいいモノが選べる。売価はすでに1万円を切ってる模様。お小遣いでなんとか買えてしまうので、週末のゴルフに今一番話題のウェッジを投入できるはずだ。