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R1、RBZ、前作モデルと比べてみると・・・

2013/02/07 09:00
早くも米ツアー2勝。話題のテーラーメイド R1ドライバー

日本ツアーの開幕はまだまだ先だが、米ツアーはもう開幕している。そこで新しいドライバーを投入するプロが多いが、今年開幕から3戦中2勝しているドライバーがある。それはテーラーメイドが2月に発売するR1ドライバーだ。

このドライバー、ロフトが可変できるのが売りで、ヘッドにロフトバリエーションが無いという大胆な設定。8~12度までロフトが可変できるというのだが、確かに中古市場ではロフトで迷う必要がないのがメリットだろう。そういう付属機能はさておき、すでにツアー選手が早々にR1に切り替えて、早くも2勝というのはクラブとしての基本性能が高いということだろう。試打してみたが、低重心、浅重心という、イマドキのドライバーらしい低スピン弾道が魅力。低スピンというのは、ヘッドスピードが遅いと、ボールがドロップしてしまう危険があるが、ロフトを増やすことで対応できると良い事ばかりのクラブなのである。

旧シャフトを使いたいならRBZがおすすめ

しかし中古ショップ的に困ったことがある。R9からR11シリーズに移行した時はカートリッジの互換性があり、旧モデルのときに気に入ったシャフトを、最新モデルに入れて使うという裏ワザが使えた。今回のR1はカートリッジの互換性がない。たとえばR11Sのカスタムシャフトを入れていた人がR1では使えないのだ。これではカチャカチャのメリットが生かせない。

残念ながらこれは、ロケットボールズ ステージ2も同じ。カートリッジの先端の形状が変わっているので、今までのカートリッジがこちらも使えない。こういう変更はあまり嬉しくないと思っているユーザーも少なくないだろう。