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ショートウッドを見なおしてみよう

2013/02/22 09:00
FWの名器「テーラーメイド Vスチール」

冬や雨の日のゴルフは、いつものスイングが出来ないもの。と言ってもコースの距離が短くなってくれるわけではない。そんな時に重宝するのは、楽にボールが上がるショートウッドだ。最近はすっかりユーティリティに人気を奪われている。

やはり男子プロの影響だろうか。男子プロがユーティリティに切り替えたのは、ドライバーのスピン量を減らして飛ばそうというボールの進化が影響している。ドライバーのスピン量を減らすということは、ボール初速の速い領域でのスピン量を減らすということ。つまりロングアイアンやフェアウェイウッド、ユーティリティの領域でもスピン量が減ってくる。その中でも一番スピン量が少ないロングアイアンを打ちこなすことが難しくなってきているのだ。

男子プロはユーティリティでも充分スピン量が確保できるが、我々アマチュアだとハードヒッター以外はショートウッドが断然有利。女子プロが多用する理由は、充分スピン量が確保できて楽にボールが上がるからだ。またショートウッドはヘッドの慣性モーメントが大きく、ミスヒットに強い。また広いソールなので芝の上を滑ってくれ、ラフにも強い。
残念ながら最近はショートウッドの人気はイマイチだが、逆手にとれば中古市場ではいい買い物ができるということ。1万円以下でも充分いいものが買える。180ヤードから200ヤードの距離を悩んでいる人は挑戦してみるのもいいだろう。