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森田、横峯など有力選手のギアをチェック

2013/03/15 09:00
森田理香子を優勝に導いた「クリーブランド 588 ZIP GROOVES WEDGE」

シーズン開幕前にクラブ契約の変更が多かった今年。馬場ゆかりイ・ボミ宮里美香笠りつ子金田久美子など多数の優勝経験があるプロの契約が変更になった年は珍しい。なかでも開幕戦で目立ったのは、ダンロップの契約プロの活躍だ。

ツアー開幕戦、初日、2日目トップだった木戸愛をはじめ、プレーオフに残った森田理香子横峯さくらもそうである。この2人のクラブセッティングを覗いてみると対照的なことに気づく。横峯さくらは、プロデビューから一貫して、ゼクシオブランドを使用。ドライバーもずっと純正シャフトを使っている。横峯さくらは、軽量のドライバーを上手く使って飛距離を稼いでいる。

一方、ツアーきっての飛ばし屋である森田理香子は、スリクソンブランドを愛用。昨年は460ccのスリクソンZ-TX(2010年モデル)を使っていたが、今年はスリクソンZ725という、425ccで小ぶりのヘッドに変更し、ハードなモデルにしてきた。アイアンもスリクソンを使用。

そして、2人とも共通なのはクリーブランドのウェッジを使用している。基本的にクリーブランドのウェッジは、ソールがフラットで、ヒール側のバウンスを落としていないのでミスに寛容。男子プロが好む超絶テクが活かせるシビアなウェッジと比べると、女子ツアーの人気ウェッジは、アマチュアにも使いやすい。ツアーで評価されているのに、あまり売れていないのは残念だ。アプローチの苦手な人は、女子プロに人気のウェッジを使うのがオススメだ。