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期待の新星は「渋いドライバー」を使用

2013/04/05 09:00
打感、顔も「X-DRIVE」らしい仕上がりだが、見た目よりつかまりがいいので、フッカーは要注意

初開催となった国内女子ツアー「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」では、今年からツアー本格参戦の20歳の堀奈津佳が初勝利を挙げた。ルール問題で揺れた本大会だが、それを背負って首位を守りきったメンタルの強さは期待できる“新星”と言えるのではないか!?

さて、彼女のクラブセッティングだが、アイアンは「ブリヂストン TOURSTAGE X-BLADE 705 Type-S」と、少し前のものを使っている。「X-BLADE」にしては、ヘッドも大きく安心感もあるモデル。本格派にしてはキャビティも深めで、ミスヒットに強いのも魅力だ。

フェアウェイウッドは、今年の“HOT LIST JAPAN”でゴールド賞に選ばれた「TOURSTAGE X-FW(2013年)」だ。打感と構えやすさ、飛距離性能も追求したモデルに早々にチェンジしている。ドライバーは「TOURSTAGE X-DRIVE 705 Type455」と、2010年に発売されたモデルだが、見た目はプロモデルの顔のよさになのにつかまりが良く、低スピンで飛ばせるドライバー。スライサーだけど、プロモデルを使いたいという人にピッタリだ。

中古市場でもカスタムシャフトの流通量が多い点もいい。堀プロのセッティングを見ていると、気に入ったクラブは長く使うタイプに感じる。こういうプロのセッティングを追っかけると、中古ショップで上手な買い物ができるだろう。