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オークションが危険なこれだけの理由

2013/06/07 09:00
オークションと中古ショップのメリット、デメリットを把握した上で、購入を検討しよう

価格的に魅力なオークションでの中古売買。安値で買えると人気だがトラブルもよく聞く。ゴルフクラブはカタログにスペックが書いてあるが、スペック通りに出来上がることは極希。製品誤差はどの製品にもある。実物を見て買える中古ショップでは、それを知った上で買えるし、その製品誤差が自分に最適な場合もある。個々の製品の傾向は、実物を手に取れば感じることができるし、スタッフに尋ねることもできるので、安心だ。

オークションでは、リシャフトしてあるクラブも割安だが、このリシャフト品は特に危険がいっぱい。一言にリシャフト品といっても、千差万別。ちゃんとした工房で交換したものもあれば、素人が自分で交換したものも混ざっている。中古ショップだと、買取の時に、しっかりとチェックしてくれるが、オークションはそうは行かない。手元に届くまでわからないのだ。

たとえば「フェアウェイウッドに使っていたシャフトを再利用するために、手元側を継ぎ足してドライバーに必要な長さまで伸ばしていた」「しっかり感を出すため、シャフトの先端を切って装着していた」など意外に多くの失敗例を聞く。悪質な出品者は、「中古品なのでノーリターンノークレームでお願いします」と書けばすむと思っているので要注意。

中古ショップの実店舗や大手中古ショップのネット通販は、買取時にしっかりと検品し、もし何かあった時も誠意を持って対応してくれる。中古ショップにとって信頼を持ってもらうことは大切だから、もちろんいい買い物ができるのだが、危険があることも知っておこう。