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全米OP覇者がクラブセッティングに一工夫

2013/06/21 09:00
ジャスティン・ローズは、ロケットブレイズツアーとTOUR PREFERRED MBをコンボ化して全米オープンを制覇した

2013年の全米オープンは、ジャスティン・ローズが粘りきって優勝した。最終日最終組のフィル・ミケルソンは2位に終わり、松山英樹が最終日にベストスコアをマークして10位タイと、来年の出場権を確保した。

さて、優勝したローズは、全米オープンに向けてアイアンを工夫をしてきた。3番から6番までキャビティの「テーラーメイド ロケットブレイズツアー」7番からPWまでマッスルバックの「テーラーメイド TOUR PREFERRED MB」と2つのモデルのアイアンを組み合わせて使っている(※コンボ化)。ロング、ミドルアイアンはやさしくボールを上げて、ショートアイアンは操作性を重視したかったのだろう。

アイアンが好きな人にとって、ヘッドの顔が大きく変わるユーティリティと組み合わせるより、長い番手だけキャビティ化すると違和感なく構えられるし、やさしさもアップする。オススメは同メーカー、同ブランド、同シャフトのアイアンのキャビティモデルとマッスルモデルを1セットずつ購入して“コンボ化”する方法。

例えばタイトリストなら、キャビティのCBシリーズと、マッスルのMBシリーズを“コンボ化”してみるのもいいだろう。憧れのマッスルバックも短い番手ならある程度打てるはず。また、ミズノのMPシリーズは最初から“コンボ化”されているものが、中古ショップで見かけることもある。中古ショップでキャビティとマッスルの1セットずつ購入しておいて、コースによって何番からキャビティにするかを考えてみるのも面白いかもしれない。そんな視点で中古ショップのアイアン売り場をチェックしてみてはいかが。