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白いドライバーの買い替え術

2013/08/02 09:00
飛ぶと口コミで評判の「グローレ」と、バランスがとれたスペックが魅力の「R11」

「そろそろ白いヘッドに買い換えたいんだけど、、、」といったお客様からの相談が多い今日この頃。2011年に「テーラメイド R11ドライバー」が発売されてすでに3年。新しもの好きだけでなく、広く一般的に浸透してきたといえる。さて、白いヘッドもモデルがたくさん増えてきて、どう選べばいいのかわからないといった質問も増えてきたので、買い換え時に注意するべき点をいくつかまとめてみようと思う。

まず大きな注意点は、2013年モデルの「R1」と「ロケットボールズ(※以下RBZ) ステージ2」からスリーブの形状が変わり、今までのカートリッジと互換性が無くなったことだ。以前から白いドライバーを使用し、シャフトは現在使用しているものがいいといったゴルファーにとっては、悲しいお知らせとなる。

つぎに「RBZ」と「RBZ ステージ2」は重心距離が長いので、スライサーには向かない。「R11」と「R11S」だが、「R11S」のが捕まりがいいので、フェード系なら「R11S」、フッカーなら「R11」を選ぶといいだろう。

また「R1」は低スピンで飛距離が期待できるが、フェードで打つといい球がでるが、捕まえに行くと、低スピンのフックが出やすい。低スピンを活かすにはヘッドスピードがある程度必要だ。

一方「グローレ」は、ボール初速が出るし、捕まりがいいので飛距離アップに期待できる。非常にバランスがいいヘッドだが、ターゲットユーザーの年齢が高めなのでヘッドとシャフトが少し軽いのが残念。

価格と性能のバランスから言って、ズバリお買い得は初代R11。中古市場ではタマ数が多く、カスタムシャフトが多いのもおすすめ。色だけでなく性能面でも尖っているモデルが多いため、中古ショップでしっかり選んで欲しい。