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誰も教えてくれなかったウェッジの選び方

2013/09/27 10:30
もともとはアイアンセットに入っているウェッジを進化させた「ピン EYE2 XG ウェッジ」

20年前はアイアンセットというと、3番からSWまでというのが基本だった。アイアンセットのウェッジを使う、というのが普通だったのだ。しかし今はアイアンセットにサンドウェッジやアプローチウェッジをラインナップしているメーカーが非常に少なくなった。ウェッジ専用モデルの登場が原因だろう。今やクラブセットを揃える上で欠かせないウェッジをどのように選べばよいのか。

まずはシャフトの重さにこだわってほしい。アイアンのシャフトよりも10グラムから20グラム重いシャフトにすると、コントロール性があがる。もちろんアイアンセットと同じ重量のシャフトでもいいが、ウェッジの方が軽くなってしまう組み合わせだけは避けてほしい。クラブ重量が軽くなると手先で距離感をコントロールしてしまうからだ。

続いてウェッジのヘッド選びだが、プロ仕様モデルはプロの技がいかせるように、お助け機能を減らしているものがほとんど。やさしさを求めるなら出っ歯型よりも少しグースがついており、ヘッドが大きく、ソール幅が広く、バウンス角が大きいものをチョイスするといいだろう。

残念ながら今はプロ仕様モデル全盛時代。アイアンセットのウェッジは、やさしいものが多いのだが、アイアンセットのウェッジを単品で購入する人はほとんどいないのが現状。もしかしたら中古ショップのウェッジコーナーを探せば、やさしいアイアンセットのウェッジが安い値段で並んでいるかもしれないので、スコアメイクのために探してみるのはいかがだろうか。