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片山、復活優勝の影にぶっ飛びドライバー

2013/10/11 09:00
ヘッドスピードは必要だが、飛距離が魅力のフォーティーン CT-112

三好カントリー倶楽部で行われたコカ・コーラ東海クラシックで、片山晋呉が2008年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来、5年ぶりの勝利を飾った。

通算27勝目までは長い道のりだったが、トレーニングを欠かさずファンにとっては満を持しての優勝と言っても過言ではないだろう。独特の練習法や、あらゆる新しいクラブをテストして、自分にとってベストなクラブを追い求める片山。今年はドライバーを変えて、平均飛距離が10y以上も伸びている。

片山が選んだドライバーは、フォーティーン CT-112。フォーティーンの30周年記念モデルとして発売されたこのモデルは、とにかく飛距離性能を追求したモデル。フェースの反発、長さもルールギリギリに設定され、価格もリーズナブル。新品でも品薄状態が続いている。

またシャフトは何を使っていたのかというと、グラファイトデザイン ツアーAD PT6シャフトを入れていた。このシャフトは2005年に発売されたシャフト。フェアウェイウッドも同じシャフトを入れているので、かなりお気に入りなのだろう。新旧織り交ぜて自分に最適なギアをいつも探している姿勢は、まだまだ勝利を生んでいくであろう。

CT-112だが、総重量は300g前半と軽く、シニア向きと誤解されやすい。しかし長さが48インチ弱とルールギリギリと、かなりのアスリート向けクラブとなっている。中古でも品薄だが、飛ばしたい人はぜひ試してほしいクラブだ。