中古ギア情報

意外と難しい!FWのシャフト選び

2013/11/15 09:00
「コブラ BAFFLER T-Rail+」は、純正でUSTマミヤのVTS6を採用しており、ドライバーのカスタムシャフトと合わせやすい

ドライバーのシャフトにこだわるゴルファーは多いのだが、フェアウェイウッドに反映されていない場合が多い。実際、中古市場のドライバーはメーカーカスタム品の比率が年々上がっているのに、フェアウェイウッドは純正シャフトの比率が相変わらず高い。

そもそもフェアウェイウッドにはどういうシャフトがいいのだろうか。まず重量だが、ドライバーよりも+10gぐらい重いシャフトがベスト。重量がドライバーと同じだったらまあまあ許せるレベルだが、逆転現象は間違いなくNGだ。シャフトはクラブの長さに応じて少しずつ重くしていく(ウエイトフロー)のがベストだが、重量が逆転しているクラブセッティングを多々見受けられる。

大ヒットした「テーラーメイド ロケットボールズ FW」や「キャロウェイ X-HOT FW」は50g台の純正シャフトが装着されている。ドライバーのメーカーカスタム品は、重さ60g台の硬さSが大半。フェアウェイウッドは純正シャフトのまま50g台だと、長さは2インチぐらい違うのに、1Wと3Wの重さが同じになってしまう。そうすると同じ感覚でクラブを振るのは非常に難しいだろう。

対策としてはフェアウェイウッドもメーカーカスタム品やリシャフト品を探すこと。もしくは純正でもしっかり重量がある純正シャフトを採用しているクラブを選ぶかだ。コブラなどは比較的重い純正シャフトを装着しているので、そのまま使えるのがいい。フェアウェイウッドが苦手という人が多いのは、シャフトの重さが問題ということも実は多いのだ。