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松山英樹が衝動買いしたスプーンとは

2013/12/06 09:00
松山英樹が中古ショップで買って愛用していた「キャロウェイ RAZR X BLACKフェアウェイウッド」

日本ツアー初となるルーキーイヤーでの賞金王戴冠を決めた松山英樹。ツアー4勝、海外メジャーでの活躍と、大物っぷりを存分に発揮した結果となった。そんな松山英樹だが、彼のクラブセッティングを追いかけてみると、唯一悩んでいるのでは?と思われるのがスプーンだ。

昨年の今頃は、「ナイキ VR-PRO Limited フェアウェイウッド」を使って話題となった。小ぶりのヘッドで、操作性がよく低スピンという隠れた名機。そして今季ダンロップと契約して「スリクソン Z525 フェアウェイウッド」を使用した。こちらも操作性がいいモデルなのだが、5月には中古ショップで1万円で買った「キャロウェイ RAZR X BLACKフェアウェイウッド」にチェンジ。

こちらはすでに生産終了した2012年モデルで中古市場のみで手に入る。今までの好みとちがって、大きめのヘッドサイズで、ボールが上がりやすい。発売当時はあまり人気が出なかったモデルだが、彼のおかげで中古ショップで探すゴルファーも多くなっている。

そんな中、「カシオワールドオープン」で新たなスプーンをテストしているという情報が入った。それはプロギアの新しい「egg スプーン フェアウェイウッド(2013年)」。「eggスプーン」といえば歴代プロが隠れて使う元祖飛び系スプーンとして人気のモデルだ。

今回の「eggスプーン」は、ヘッドが大きくディープフェースになったことで、さらに飛距離を追求したモデルになった。また今まで評判がイマイチだった打球音も改善され、多くのプロがテストしているという噂もある。賞金2億円を突破した松山が、中古ショップで衝動買いするなんて話を聞くと、親近感を持つ人も少なくないと思われる。新しいスプーンを手に入れた来季の松山英樹も見逃せない。