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冬のゴルフ攻略はテキサスウェッジを使え

2014/01/10 08:00
スコッティ・キャメロンのカリフォルニア・デルマーは、ロフト角が大きめでアプローチにも使いやすい

暖かかったこの冬も1月となると本格的な寒さが我々ゴルファーを襲ってくる。体は防寒対策グッズで温めることが大切だが、冬に大活躍するクラブセッティングがあるのをご存知だろうか。

まず、クラブは全体的に重めにすること。体が動かない分クラブの重さを使うことで飛距離ダウンを防ぎたいからだ。ヘッドに鉛を貼るのもいいだろう。最近の可変スリーブのドライバーを持っている人は、カチャカチャして重めで軟らかい冬用シャフトを1本持っておくといい。地面下が硬くなると少々ダフり気味でもミスになりにくい。フェアウェイウッドやユーティリティなどソールが広いとミスしにくく、ボールも上がりやすいので飛距離が稼げる。

問題はアプローチとパター。朝一だとグリーンが凍っているので、わざと乗せない勇気が必要。アプローチはできるだけ転がしがいい。そんな時はパターを多用すればイイのだ。パターでのアプローチは冬以外でも、芝が生え揃っていない時や、地面の硬い時など、慣れれば非常に武器になる。熟練ゴルファーはアプローチでパターを使う時に「テキサスウェッジ」と呼んで使っていたものだ。形状もアイアンに近いL字マレットのパターなら違和感が少ないはず。アプローチで使うにはロフト角が多めのパターがお勧め。できればロフト角をいかせるフェースインサートが樹脂ではないタイプがいいだろう。

スコッティ・キャメロンのパターは、どのモデルでもしっかりとロフト角がついている。ロフト角が大きいと、構えた時の顔を綺麗に見せるのが難しいが、このメーカーはコストをかけて美しく仕上げてあるのもおすすめのポイントだ。グリーン上でもボールは芝に沈んでいるので、ロフト角は必要不可欠。パターでのアプローチは、L字パターでなくても慣れてしまえば問題なく出来る。パターにもロフト角があることを覚えておいて損はないだろう。