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スピードゴルフで絶対外せないクラブとは

2014/01/31 12:45
コバートはロフト角調整が注目されがちだが、低スピンの強い球が打てるユーティリティ

「第1回 日本スピードゴルフ選手権」が28日(火)、茨城県の利根パークゴルフ場で行われた。18ホールのランニングタイムとストロークプレー(スクラッチ競技)の合計ポイントで争う競技方式。ラウンドを消化する速さ「スピード」と、ストローク数「スコア」を争うスピードゴルフ。速く走るためには当然クラブは少ないほうがいいのだが、スコアを考えると、あまりクラブの本数は減らしたくない。スピードゴルフのルールでは本数制限があり7本まで。グリーン上ではパターを使うことが決められているので、パターは外せない。

筆者もこの大会に参加したのだが、セッティングは非常に悩んだ。自身が考えたクラブセッティングは、ユーティリティの3番、アイアンは7番と9番、サンドウェッジ、パターの5本。ユーティリティならティショットをティアップする必要がないし、2打目でも使えるからだ。

しかし実際にプレーしてみると、走ってボールまでたどり着いても、すぐに打つことがかなり難しい。打ったらダッシュして、ボールの手前から減速。ボールを打つ前に少し間をおくことが、ショットの安定につながる。ドライバーのティアップする時間は、この整える時間に使えることが判明。ドライバーはやはり入れておいたほうがいいだろう。

2打目以降は、距離も稼げて、コントロールショットや、トラブルショット、アプローチまで使えるユーティリティを1本入れておくとかなり役立つ。何度のユーティリティにするか?というのが悩む点だろうが、そんな時に役に立つのが、「ナイキ VR_S コバートユーティリティ」。大会当日のコースの状態、風の具合で、ロフト角を調整できる。スタート前まで調整できる点はとても有利だ。コバートはもうすぐモデルチェンジし、中古市場でも在庫が増えるはず。スピードゴルフ、正直競技中はつらいが、完走後はかなりの達成感を味わえる。ぜひ一度体験してみてほしい。