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あのフェアウェイウッドは今!?

2014/02/14 08:00
カップフェース構造で、抜群のボール初速が出るX-HOTは中古市場で魅力的な存在だ

一昨年から昨年にかけて、今までドライバーの影に隠れていたフェアウェイウッドをメーカーは全面に押し出して販売した。それは一昨年に発売されたテーラーメイド ロケットボールズ フェアウェイウッドの大ヒットから生まれた、飛ぶフェアウェイウッドブームのおかげだろう。

さて今日、あのフェアウェイウッドたちはどうなっているのだろうか!?中古ショップを覗いてみると、初代ロケットボールズは結構流通してる。ヘッドが大きく安心感があり、たまにもの凄い飛距離が出る「奇跡の1発」のクラブだ。安定して打つには、かなりのヘッドスピードと技術が必要。クラブ自体も純正シャフトが50g前後と軽く、一時的にヘッドスピードが上がりやすいため、奇跡に終わる理由がクラブ自体にもあった。

昨年大ヒットしたキャロウェイ X-HOT フェアウェイウッドも、「300yスプーン」と宣伝して、キャロウェイのフェアウェイ至上最大のヒット作だが。こちらも抜群の飛距離性能が魅力。残念ながらこちらも純正シャフトが軽量過ぎて、このヘッドを活かせるヘッドスピードを持つ人には、扱いにくかった。

それを反映してか、どちらのモデルも中古市場には、重くて硬さがしっかりしているフェアウェイウッドに適したシャフトが多く出回っている。つまり、リシャフトしているロケットボールズや、X-HOTが意外と低価格で流通しているのだ。まめに中古ショップに顔を出していれば、自分に最適なシャフトの入った「安定した飛距離の出る」フェアウェイウッドが手に入るかもしれない。