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マスターズを制した安心感たっぷりの大型ヘッドは今

2014/02/28 08:00
ピン G20ドライバーは純正シャフトがしっかりめなので、やわらかめを選ぶことをお勧めする

マスターズチャンピオンであるバッバ・ワトソンが好調だ。マスターズに勝利してから優勝から遠ざかっていたが、通算5勝目をノーザントラスト・オープンで勝利をあげた。現在はピン G25 ドライバーを(新製品であるi25のようなストライプが入っているが、ヘッドはG25)使用中。

マスターズに勝った時は、ピンクに塗られたピン G20 ドライバーを使っていた。ピンクに塗られているのには訳があって、ドライバーで300ヤードを超える度に、癌治療研究費として300ドル寄付しているそうだ。G25が発売されるまで、ピンからはi20、ANSERと2つのドライバーが発売されたが、ずっとG20を使っていたので、相当気に入っていたのだろう。

見た目が大きいG20は構えた時に非常に安心感がある。重心が深いのでボールも上がりやすく、低重心なので低スピンで飛距離も出やすい。重心距離が長く、どちらかといえばフッカー向けのドライバーだが、意外と捕まるのでスライサーでも大丈夫。重心の特性だけを分析するとG25と殆ど変わらないG20。発売から2年近く経過しているので、中古市場でも1万円前後で買えるようになってきた。

可変スリーブではないが、基本性能の高さはHOT LIST JAPAN 2012でもゴールド賞を受賞している折り紙付きの名器。ドライバーを変えたいが予算が限られている人にはおすすめの一本だ。中古ショップをのぞいてみるとカスタムシャフトが入っている在庫も多い。実は今が買い時かもしれない。