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ツアー2勝目の一ノ瀬優希が変えられないドライバーとは

2014/03/21 09:00
カスタムシャフトが入ったクラブも多い点も「ピン i20ドライバー」のオススメポイント

国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」の最終日、首位と3打差でスタートした、一ノ瀬優希は後半怒涛の追い上げでトップをとらえ、ツアー通算2勝目を上げた。

一ノ瀬と言えばピンの契約プロ。世界的にツアーで活躍しているピンだが、今まで日本ツアーでは、契約プロも少なく印象が薄かった。しかしここ数年で一気に勝利数が増えている。その影響か、日本での人気もイマイチだったピンが最近は、かなり人気が出ている。どちらかと言えば独特な形状、デザインのクラブが多いが、アマチュアでもプロでも使えるやさしさと、世界標準価格によるお買い得感でシェアを広げている。

さて、一ノ瀬のドライバーだが、2014年2月に発売された「ピン i25 ドライバー」の旧モデル「ピン i20 ドライバー」を使用している。アイアンは最新モデルの「ピン i25 アイアン」に変更したが、ドライバーは変更していないので、よほど気にいっているのだろう。大型ヘッドのメリットを前面に出すピンのドライバーだが、「iシリーズ」はやや小ぶりに見えるヘッド形状。深重心が売りのピンだが、このモデルは最近のピンのドライバーでは、浅めの重心設計。やさしさと、操作性のバランスが非常にいいモデルだ。

ピンのドライバーは低・深重心なものが多いが、一ノ瀬は浅めの重心深度で低スピンの強い球が打ちやすい「ピン i20 ドライバー」を手放せないのではと想像する。ただし重心距離が長いのでボールを捕まえられないと、この性能は発揮できないので要注意。定価が安いので、中古でも割安感があるピンのドライバー。中古ショップで是非チェックして欲しい。