中古ギア情報

好調を維持するガルシアのギアをチェック

2014/08/08 09:00
テーラーメイド「SLDRドライバー」はロフト選びが飛ばしの鍵。ロフト角は大きめを選ぼう

世界ゴルフ選手権 WGCブリヂストンインビテーショナルは、首位と3打差の2位から出たロリー・マキロイが、首位のセルヒオ・ガルシアを通算15アンダーで逆転し、ツアー通算8勝目を飾った。ちなみにこの二人は、今年の全英オープンでも首位を争っていて、タイガー、ミケルソンが苦戦する中、新世代のライバル対決を強く印象づけた。あと一歩のところで勝てていないが、好調を維持するガルシアのセッティングを、チェックしてみよう。

アイアンはテーラーメイド「TOUR PREFERRED MCアイアン」、「HOT LIST JAPAN 2014」ではゴールド賞を獲得している。ヘッドが大きすぎず小さすぎず、ミスヒットに強いが打感もよく、セミアスリートにもオススメ。ガルシアは日本シャフトの「N.S.PRO MODUS3 TOUR 130」を装着して使用している。TOUR130はMODUS3の中でも、手元がしっかりしているシャフト。ガルシアの強烈な切り返しをしっかり受け止めている。

ウッド類は全てテーラーメイド「SLDRシリーズ」を使用。ドライバーは「SLDR ドライバー」でロフトは9.5度を選んでいる。中古市場で「SLDR ドライバー」は、流通在庫も豊富でカスタムシャフト装着モデルが多く、相場も下がり気味。気をつけたいのはUS仕様と日本仕様ではヘッド重量が違うこと。ソールのウエイトが2g違う分、US仕様のヘッドの方が重くなっている。たかが2gと思うかもしれないが、もともとヘッドが重めのSLDRだから、この差は大きく感じる。US仕様は中古売価が安めだが、それだけで決めるのは危険だ。

あと購入の際、ロフト角の選び方は注意が必要。「SLDR ドライバー」はかなりの低重心で、低スピンが魅力だが、その分ロフト角の選択が非常に難しい。しかし中古ショップなら「買取保証サービス」があるため、間違ったスペックを選択しても、リスクをかなり減らせるからだ。特にゴルフパラダイスは当日なら100%買取保証サービスを行っていて、安心度も高い。ガルシアはメーカーからのサポートを受けて最適ロフト角を選んでいるが、我々は、中古ショップにサポートしてもらい、最適なロフト角を選んでみてはどうだろうか。