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アダム・スコットがパターを変えた日

2015/03/13 09:00
A.スコットが新たに選んだのは、オデッセイ ホワイトアイス #7

74人のエリートゴルファーが集結する世界ゴルフ選手権「WGC キャデラック選手権」で、元世界ランク1位のアダム・スコットが今年の初戦を迎えた。その練習ラウンドにて、ある異変に報道陣がざわついた。彼の代名詞でもある長尺パターが見当たらないのだ。

パターのグリップエンドを体の一部につけて打つアンカリング禁止の施行が来年(16年1月1日から)に迫り、彼もひとつの決断に達した模様だ。開幕前日の4日(水)に招かれた公式会見では、オフシーズンはパターを何本も試したと語っている。では、気になる最新パターをチェックしてみよう。タイトリストの看板プロであるアダム・スコットがあえて選んだのが、「オデッセイ ホワイトアイス #7」。発売は2009年、すでに生産終了しているモデル。グリップには人気の「スーパーストローク スリム 3.0 ミッドナイト」が装着されている。

オデッセイ #7シリーズといえば、中古ショップでも超人気の“角型ヘッド”。様々なインサートが入っている歴代モデルがあったが、この形状は入荷すればすぐに売れてしまうという。その中でも「オデッセイ ホワイトアイス #7」は発売から5年以上も経過しているため、なかなか中古ショップで見つけるのは難しい。見つけたら迷うことなく購入することをおすすめする。なお、グリップだけでもアダム使用に…という方は、工房が併設されたショップを訪れるとよいだろう。買ったその場でスーパーストロークに交換すれば、あっという間に気分はアダム・スコット……!?

果たしてこのパターが彼のエースパターに定着するのか? いまから約一ヶ月後のマスターズが楽しみだ。