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ジョーダン・スピースは、クラブ選びも“優等生”!?

2015/04/17 09:00
構えたときの安心感は抜群!タイトリスト 915 D2 ドライバー

ジョーダン・スピースのぶっちぎりの完全優勝で幕を閉じた今年のマスターズ。彼はショット、パット、ともに危なげないゴルフを展開し、ゴルフ界のニューヒーローの登場を印象づけた。では今回は、スピースのクラブセッティングをチェックしてみよう。すべて中古ショップでも大人気のタイトリストのクラブで構成されている。ドライバーは『タイトリスト 915 D2 ドライバー』(シャフトはPGAツアーで人気の『アルディラRouge』)。スプーンは『915 F フェアウェイウッド』、ユーティリティは『915 Hd ユーティリティ』と、タイトリスト915シリーズでまとめた、まさに王道のセッティングといえる。

アイアンは『タイトリスト AP2 714 アイアン』をチョイス。あえてマッスルバックの『MB 714 アイアン』や、キャビティバッグの『CB 714 アイアン』を選ばず、マッスルバックのような小ぶりで美しい軟鉄鍛造ボディなのに、タングステンウエイトを配置して、ミスにも強い『AP2 714 アイアン』を使っている。パターだけは、他のクラブと違い最新モデルではない。彼が15歳から使っているスコッティキャメロンのプロトタイプ。軟鉄の削り出しという、打感にこだわったモデルとなっている。

スピースのセッティングの特徴は、どれも操作性に優れたプロモデル。だが、ミスをクラブが助けてくれる寛容性も兼ね備えている。スコアにこだわった優等生的セッティングで、我々アマチュアでも使えるかも? と思わせるものばかり。特にドライバーの『915 D2 ドライバー』は、ヘッドも大きく安心感があり、ミスヒットにも強い。プロモデルなのでボールがつかまりやすいとは言えないが、シャフトさえ選べば大丈夫。アベレージゴルファーでも十分使えるモデルだ。

タイトリストのモデルチェンジは2年周期。今年はモデルチェンジ予定。新品も売れているので中古市場でも流通量が増えている。カスタムシャフト装着率も高いので、そろそろお買い得感が出てきた。スピースの正確なショットを真似たいと思った人は、中古ショップへぜひ顔を出してみよう。