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“ミスがミスにならない”ウェッジを使え!

2015/06/05 09:00
ドルフィンウェッジ DW-113 。2年前に発売され人気に

いよいよ梅雨がやってくる。雨の日やその翌日は、地面が柔らかくドライバーのランが出ないことに加え、伸び始めたラフにつかまれば、結果オーライでパーオンすることが確実に減る。そうなると、アプローチの重要性が自ずと高くなってくるのだ。そこで問いたいのが、ウェッジについて。あなたのキャディバッグに入っているウェッジは、本当にスコアアップさせてくれる代物だろうか!?

中古ショップに通うギア好きのバッグには、決まってプロ仕様ウェッジが入っているもの。ボーケイやクリーブランドのウェッジなど、カッコいいウェッジが人気だ。しかしプロ仕様のウェッジは、プロの技術が引き出せるように作られている。いわゆるお助け機能がないのが現状。ではミスを助けてくれるやさしいウェッジとはどんなウェッジだろう。実はやさしいウェッジを簡単に見極める方法がある。それはヘッドの形状だ。

● ヘッドが大きいこと
● ソール幅が広いこと
● 少しグースが付いていること

この3つがすべて備わっていれば、ミスを救ってくれる可能性が高い。例えば、『キャスコ ドルフィンウェッジ DW-113』。ドルフィンウェッジはソールの形状が独特で、特にヒール側が張り出していて、ヘッドが手前から入っても張り出した部分が芝の上を滑ってくれることで、ミスがミスになりにくい。本当にやさしいウェッジだが、プロ仕様ウェッジを使っている人には、形状やデザインに違和感を持つ人もいるだろう。そんな人には『フォーティーン DJ-11 ウェッジ』がおすすめ。プロ仕様ウェッジよりひとまわり大きなヘッドに加え、幅広いソール、若干のグースネックと条件が揃っている。加えて形状はプロ仕様ウェッジに近い。実際使ってみると、フェアウェイからでもラフでもバンカーでも、神経質にならずにピンを狙えるイメージが出る。HOT LIST 2014でもゴールドを受賞していてやさしさは折り紙つきだ。

イマドキのプロ仕様ウェッジは、以前に比べソール幅の広いものも増えてきているが、形状を見てもドルフィンウェッジや、DJ-11 ウェッジほどではない。前回のラウンドでアプローチのミスが気になった方は、是非中古ショップへ行ってソール幅の広いウェッジを探してみよう! 意外と手軽な値段で、ベストスコアが“買える”かもしれない。