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原江里菜の2勝目を支えた“つかまるドライバー”

2015/08/07 09:00
『プロギア iD nabla RS02 ドライバー』、ロフト角やウエイトの調整も可能

先週の『大東建託・いい部屋ネットレディス』で、原江里菜が6年350日ぶりの優勝を掴んだ。実は初優勝より難しいといわれる“2勝目の壁”。2011年にはシード落ちも経験、昨年は賞金ランク9位と完全復活し何度か2勝目が見える位置で最終日を迎えたが、あと一歩届かないことが多かった。

そんな苦労を重ねた原を支えるクラブセッティングをチェックしてみよう。彼女は長くプロギアとクラブ契約をしている。パター以外はすべてプロギアで揃えている。ウッドは3,5,7番、ユーティリティは22度、25度、アイアンは6番からといまどきのセッティング。今年の彼女のスタッツを見ると、バーディ率が9位。パーオン率が12位(2015/8/7現在)と、正確なショットが持ち味であることがわかる。正確なセカンドショットが打てているということは、きっちりとドライバーショットがフェアウェイをキープしていることが裏づけられる。

使用しているドライバーは『プロギア iD nabla RS02 ドライバー』。ボールのつかまりがよいことに加え、重心深度が深いので、ミスヒットに強い。ヘッドの挙動が安定しているので方向性もよい。低重心でスピンが少なく、フェースの弾きがよいので、安定して飛ばせると話題だ。HOT LIST 2015でも、つかまりのよさが高く評価されシルバーを受賞。ズバリ“つかまったドロー”が出やすいモデルといえる。

2014年9月に発売されたこのモデルは、発売から1年近く経過しているが中古市場の流通量が少なく、値段も堅調に推移している。購入の際の注意点は、表示ロフト角とリアルロフト角の差が少ないこと。迷ったらロフト角は大きめを選んでほしい。純正シャフトは柔らかめなので、フレックスはやや硬めを選ぶとよいだろう。鳴沢ゴルフ倶楽部の最終ホールで彼女が放った、左の高い木を越えていく完璧なドライバーショット。いまだに目に焼きついている人は、中古ショップへGO!だ。