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中古の可変スリーブ付きシャフトが熱い!

2016/05/13 09:00
可変スリーブ付きシャフトを使う誰もが、メーカー同士の規格を統一してくれれば…と思っているのではないだろうか!?

ゴルフルールの改正により、2009年頃からロフト角を自分で調整できるドライバーが発売された。ヘッドにシャフトを斜めに装着して、その傾きを変えることでロフト角が変わるという、可変スリーブを搭載したドライバーだ。登場からはや7年近く経ち、すでにすっかり定着した感がある。可変スリーブはヘッドとシャフトをネジで止めると言う構造で、ゴルファーが簡単にヘッドにシャフトを入れたり外したり、「カチャカチャ」することで、簡単にシャフトを交換できるようになった。

残念ながら、メーカーが違えば装着方法も可変スリーブの形も違うので、同じスリーブを使っている同じメーカーのシャフトでないと装着できないが、使っているクラブがモデルチェンジしたら、お気に入りのシャフトを装着できるというメリットが生まれた。当然、中古ショップでも、可変スリーブ付きシャフトを買取販売するようになり、流通在庫も増え、ゴルファーが簡単に、安く、自分でシャフト交換できるようになってきた。

ただ、ここで気をつけたほうがいい点がいくつかある。

まずスリーブの互換性を確認すること。同メーカーでも、モデルチェンジでスリーブが変わることもある。まず自分が持っているヘッドのメーカー、モデル名、発売時期を、正確に把握することが大切。そしてもう1つのポイントは長さだ。同じスリーブが付いていても、モデルによって微妙に長さが違う。今使っているシャフトの長さを測っておいて、購入の目安にするといい。不安だったら、中古ショップにヘッドを持って行き、実際に装着させてもらうのもいいだろう。

中古の可変スリーブ付きシャフトは、リシャフトの回数や、スリーブが模造品であったりするリスクもあるが、かなりお手頃な価格で、簡単にリシャフト出来るメリットもある。ドライバーを買い換えるよりも低予算で飛距離アップが狙える、可変スリーブ付きシャフトでのリシャフト。できれば信頼のおけるスタッフがいる中古ショップで、相談しながら選ぶことをオススメする。