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地クラブが女子ツアーで大活躍中!

2016/06/17 09:00
優勝したチュティチャイ、BALDOに三菱レイヨンのバサラGGを入れて使っている

国内女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」最終日、ポラニ・チュティチャイ(タイ)が上田桃子とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を飾った。彼女は身長が153センチと小柄で、ツアーでも飛ぶ選手ではない。しかしプレーオフ18番のPAR5、2度目のティショットは、上田桃子を上回るビッグドライブで、優勝をグッと近づけたと言えるだろう。

彼女が使っているドライバーは、兵庫県の地クラブメーカーBALDO(バルド)の『BALDO COMPETIZIONE 568ドライバー』。BALDOは、飛距離性能だけでなく、打感や顔にもこだわっているのが特徴で、日本では認知度急上昇中だが、タイではこだわりのドライバーとして、すでに広く認知され人気もかなり高いらしい。

チュティチャイの優勝で、BALDOの認知度が更に上ることが予想されるが、彼女が使っているのは最新モデルで、中古市場にはまだ出回っていない。一つ前のモデルなどは、中古ショップで見かける機会が増えてきているので、是非BALDOこだわりのクオリティをチェックして欲しい。

女子ツアーではBALDOに限らず、地クラブがじわじわと進出している。『RAZZLE DAZZLE CS-01W ウェッジ』は、今年クラブ契約をフリーにした藤田さいきや、福田裕子プロが使用中。ワイドソールとハイバウンスでやさしいと、品薄が続いている人気のウェッジだ。こちらも残念ながら、中古ショップではなかなか見かけることが出来ない。

新品でもレアな商品は、当然中古ショップでもレアになる。中古ショップのスタッフと仲良くなると、レアな商品が入荷した際に連絡をくれたりするので、同じショップに通って常連になってしまうのがオススメだ。大手メーカーだけでなく、地クラブメーカーも、心血を注いでクラブを開発している。プロだけでなく、我々も広く見識を持ってクラブを選びたいものだ。