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ルール見直し!? 中古ショップで距離計測器を手に入れよう!

2017/03/17 08:00
距離だけでなく、高低差や傾斜、風速や温度測定などの便利な機能が搭載された商品も発売されている

R&A(ロイヤル・アンド・エンシェントゴルフクラブ・オブ・セント アンドリュース)とUSGA(全米ゴルフ協会)は2017年3月1日、ゴルフ規則の“根本的”な見直し案を公表した。分かりづらいとされるルールを理解しやすいように、またプレーのペースを迅速化し、ゴルフ人口を拡大する狙いが前面に出された内容となっている。2017年8月末まで世界中から意見案を求め、2018年初頭までに新規則を正式にまとめ、2019年1月1日に施行の意向だ。

いろいろあった見直し案から、今回注目したいのは「ローカル・ルールで禁止される場合を除き、距離計測器を用いることができる」だ。

今まではルール上はNGだが、ローカルルールで許されていれば使ってもいいとされていた距離計測器だが、今回は逆に、ルール上ではOKとなり、ローカルルールで禁止される場合は使用NGとなる。プライベートのラウンドやコンペなどで使っていた距離計測器だが、購入をためらっていたゴルファーも、競技で積極的に使えるとなれば、ほしくなるアイテムの一つになるだろう。

この距離計測器、実はプレーの補助だけではなく、スコアップにも繋がることは意外と知られていない。まずは目測で距離をイメージし、計測器で実際の距離を測る。それを繰り返すことで距離感が磨かれて、目測の精度が高くなるのだ。

価格はまだまだ高価なものが多いが、中古ショップでも積極的に取り扱うところが増えてきた。中古ならお手頃価格で購入できるし、買い取りもしてくれるので上位機種への買い替えも気軽にできる。

現時点では、あくまで見直し案の段階で、正式な規則がどうなるかは分からないが、「距離感をつかむのがどうも苦手…」というゴルファーは、中古ショップでいち早く距離計測器を手に入れて、距離感を磨いてみては?