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ダフリに強く、財布にやさしいアイアン

2017/07/14 05:00
「ピン G25 アイアン」だけでなく、ピンのGシリーズは歴代ワイドソール、ハイバウンスでダフりに強い

「ミスに強いアイアン」とは、どんなアイアンなのだろう? 「クラブ選びに悩んだら…アイアン編」では、“アイアンは地面から打つ”ということを前提として、多少ダフっても打てるアイアンを調べている。これによると、ソール幅が広く、バウンス角が大きいアイアンが良いらしい。たとえダフったとしても、ソール幅が広ければクラブは地面を滑ってくれて、バウンス角が大きければソール面が当たってヘッドが地面に潜ることから救ってくれるからだ。

さらに同記事では、2017年に発売されたアイアンのソール幅とバウンス角の2点に注目している。ソール幅の広さでは、24.6mmと最も広いのが、「ヨネックス ロイヤル EZONE アイアン」。飛距離性能の高さが話題のクラブだが、プレミアムゾーンの商品ということもあり、新品は少々お高め。まだ中古ショップで見る機会は少ない。

そして、バウンス角が最も大きいのは「ピン i200 アイアン」だ。7番で9度と、しっかりとバウンス角があるだけでなく、プロ使用モデルにしてはソール幅も広め。こちらは中古ショップでも見かける機会がだんだん増えてきている。

しかし、どちらも2017年モデルなので価格はまだ少し高めだろう。では、中古ショップで「ダフリに強く、お財布にやさしいアイアン」を探してみよう。ソール幅25mm、バウンス角7度の「ピン G25 アイアン」はどうだろう?ダフリに強いのはもちろん、ヘッドサイズも大きいのでミスヒットにも強く、6本セットで3万円台くらいから選べて価格もお手頃だ。

ちなみにソール幅やバウンス角は、慣れれば目視で大体わかるようになる。たくさんのクラブが置いてある中古ショップで「ダフリに強いアイアン」を探すには、この目視がポイントだ。まずは目視でソール幅の広いアイアンを探し、次にバウンス角をチェックしてみよう。ダフりの悩みから解放してくれるクラブが見つかるかもしれない。