売れ筋ウェッジの「SM7」 平均スコアでソール選びに違いは?
2019/12/08 05:00
2019年のGDOショップ販売データ(12月5日まで)を分析したところ、ウェッジで最も売れたのはタイトリスト「ボーケイ SM7 ウェッジ」だった。
2018年発売の「SM7」は、ソール形状だけで6モデル(D、F、K、L、M、S)あるのが特徴だ。
平均スコア100以上の人と100未満の人に分けて、ソール形状による人気の傾向を調べた。結論から言うと、いずれも一番の売れ筋は「F」だった。ソールの幅が広く、バウンス角も大きめ。フェースを開かずにバンカーや深いラフで使用できる。「SM7」の購入者のうち、半分以上がこのモデルを選んでいた。
ほかのモデルと異なり、ロフト角が46度から56度まで2度刻みで豊富に用意されているため、当然と言えば当然の結果だ。ただ、年間を通じて最も売れているウェッジであることは間違いなく、扱いやすさが万人受けしているモデルと言える。
次に、主にバンカーで使うであろうロフト角58度に絞って分析した。スコア100以上、100未満ともに、最も売れているのはラインアップされた5種のうち、ソール幅が最も広い「K」。ただし、100を切っていない人の6割以上が「K」を選択したのに対し、100未満のゴルファーでは4割強にとどまり、操作性も兼ね備えた三日月形ソールの「D」を選ぶ人が2割以上いた。
「SM7」はソール形状、ロフト角、バウンス角の組み合わせで実に23通りから選べる。次期製品の情報も聞こえるようになり、値下げも始まっている。この機会に自分に最適なモデルを見つけてはどうだろうか?