中古で“ゴルフの見える化”を試してみる
2020/02/28 05:00
2018年に日本での発売が開始された「アーコス キャディ」は、クラブのグリップエンドにセンサーを装着し、スマートフォンを連携させることで、自身のショットをリアルタイムでトラッキングできるシステム。いつもと同じようにプレーしながら、何番ホールのどの地点から、どの番手でどのくらいの距離を打ったのか、全てが把握できるというものだ。
3月に発売予定の「ピン G710 アイアン」には、「アーコス キャディ」搭載グリップが標準装着される。他のゴルフメーカーも同システムの導入を検討しているようで、“自分のゴルフの見える化”が進みそうだ。
それに先駆け、ひと足早く「アーコス キャディ」を手軽に試してみたいという人は、中古ショップを利用してみてはどうだろう。コブラは2017年から「アーコスキャディ」を“コブラコネクト”として採用しているので、搭載モデルを探してみよう。
飛距離性能が高く、リッキー・ファウラーが使用する「コブラ キング F9 スピードバック ドライバー」は、中古ショップでも人気が高く、在庫は少なめだ。
同じ2019年モデルの「キング F9 アイアン」、全番手が同じ長さ、同じ振り心地というコンセプトの「キング F9 ワンレングス アイアン」は、中古ならセットが6~7万円程度で手に入る。
せっかくなら全てのクラブで楽しみたいという人は、中古で「アーコス キャディ」自体を購入してもいい。全番手のデータ収集をして、スイングの弱点やクラブセッティングの問題点などが分かれば、スコアアップの手がかりとなるかもしれない。