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ニューノーマルなゴルフに距離計測器を

2020/08/14 05:00
ゴルフパートナーエキシビジョンでの風景。ツアー競技もこれがニューノーマルになるかも(提供:JGTO/JGTO images)

7月に行われた国内男子のツアー外競技「ゴルフパートナー エキシビショントーナメント」は、キャディを帯同しないセルフプレーでの開催となった。ネット配信されたこの試合で、多くのプロがレーザー距離計測器を使うところを見て、欲しくなったゴルファーも少なからずいたのではないだろうか。

意外と値段が張るので購入を尻込みする人はいるかもしれないが、実は中古ショップで割安に購入できる。最近は、いろいろなモデルが普及してきたことで豊富な在庫から選べるようになってきた。

「ユピテル ATLAS AGF Laser1」なら、1万円台前半から見つけることができる。低価格ながら、高低差も表示されるのがうれしい。一方、高価格帯のものも中古だとやや手頃になる。「ルポルド GX-4i3」は、レーザー距離計測器の弱点である見通しが良くない雨や霧の中でも、目標を捉えるフォグモードを搭載している。こちらは、3万円台から見つけることができる。

2019年のルール改正で、2点間の距離計測機能だけの使用(高低差などを除く)に限り、競技でも用いることができるようになった。最近のものは、高低差が出ないモードに切り替えられる機種もあるので、利用すると良いだろう。

コロナ禍の影響で、密を避けてプレーするスタイルに変わり、セルフプレーの推奨や、カートナビを使用しないなど、ゴルフのニューノーマルが徐々に具体化している。その中で、各自が距離計測器を持つことは合理的と言えるので、これを機会に中古でコスパの良い品を探してはどうだろうか。