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真冬の硬いグリーンを攻略する“RW”を中古で探す

2021/01/29 05:00
チッパーはパターのように打つので、しっかり練習して使いこなしたい

“密”を避けて楽しめるゴルフは、今冬でも盛況のようだ。ただ、真冬のゴルフだと「スコアがイマイチ…」という人も少なくない。その原因には、グリーンが凍って硬かったり、芝の枯れたグリーン周りでミスをしてしまったりと、季節的な要因もあるようだ。

この時期に“秘密兵器”として大活躍するのがチッパー。初心者が使うイメージの強いクラブだが、うまく使いこなせばスコアメークが楽になる。最近では「ランニングウェッジ(RW)」などと呼ぶメーカーも多い。冬の硬いグリーンは、ボールを上げれば上げるほど跳ねてしまうが、そんな時に、ボールを最低限の高さに上げて、転がして寄せるチッパーが役に立つというわけだ。冬の枯芝でも、広いソールが滑ってダフリのミスをしにくくしてくれ、まさにお助けクラブの要素が強い。

「キャスコ ドルフィン ランニング ウェッジ」は、「キャリー:ラン=1:3」となるようにロフト角39度に設定。ソールも幅広く、グリップが太めなので安心感がある。中古ショップなら1万円を切る価格から見つけることができる。

「フォーティーン H-030 ウェッジ」も、ロフト角38度のRWから用意されている。ヘッドは中空構造で、芯が広く、ソール幅も広いお助けウェッジ。8000円前後で見つけられる。

「クリーブランド スマートソール 4 type-C ウェッジ」は上記2つを足して2で割ったような形状。ロフト角は42度と少し大きめだが、こちらも8000円前後から見つけられるが、中古市場だと品数は少なめだ。

RWを使いこなすには、若干のコツが必要。慣れれば武器になるのは確実で、冬ゴルフでなくてもスコアアップに貢献してくれるだろう。ゴルフは道具を使うスポーツ。ミス連発で恥ずかしい思いをするよりも、お助けクラブを使いこなす方がよほどスマートといえそうだ。