岡山絵里に学ぶコスパ最高のクラブ選び
2021/04/09 05:00
国内女子ツアーの「アクサレディス」では、首位から5打差をひっくり返した岡山絵里が2年10カ月ぶりの優勝を飾った。そのセッティングを見ると、中古ショップ的にコスパが良いクラブで構成されている。
ドライバーは、2018年に発売の住友ゴム工業「スリクソン Z785 ドライバー」を使用。20年は他社製も使用していたが、今年に入り初優勝を挙げたドライバーに戻した。19年の国内女子ツアーで6勝と結果を残したモデルで、飛距離性能と操作性の良さが魅力。中古では2万円台を切る価格から手に入る。
3Wは「スリクソン Z F85 フェアウェイウッド」で、こちらも2018年発売。中古だと1万円台中盤から見つけることができた。UTは「スリクソン Z H65 ハイブリッド」を2本(19、22度)入れている。16年発売モデルとあり、こちらは1万円台を切っている。
アイアンは、同じく2018年発売の「スリクソン Z585 アイアン」を使用。軟鉄鍛造ながら、深いキャビティと大きめのヘッドサイズが相まってミスヒットに強い。人気のためか、中古では純正カーボンシャフト装着品しか見つけられなかった。このモデルに関しては、6本セットで6万円台後半からと堅調な価格だ。
クラブは初優勝時とほとんど変わっていないが、唯一パターは最新のオデッセイ「ホワイト・ホット OG パター #7 」を使用。2020年秋の発売のため中古で見つけることは難しいが、2万円台前半からと新品よりは割安感がある。
岡山のように、気に入ったクラブを長く使えばコスパはさらに上がる。彼女のスタイルを参考にして、中古ショップで頼れる武器をじっくり探してみてはどうだろう。