21年女子ツアー勝率5割のキャロウェイ1Wを中古で調査
2021/07/23 05:00
2021年の国内女子ツアーは20戦を終了し、折返し地点を迎えた。優勝ドライバーを調べてみると、キャロウェイ製がそのうち10勝を挙げる活躍ぶり。今回は、今年の勝率5割を誇る同社ドライバーの中古相場を調べてみた。
10勝のうち半数を占めたのは「マーベリック サブゼロ ドライバー」(2020年)で、5勝はすべて稲見萌寧が挙げたもの。低スピンで左のミスが出にくいタイプで、中古市場では在庫が少なく、かなり品薄状態。見つけられたら3万円台後半からが相場だ。
4勝で続くのは、上田桃子、西村優菜、申ジエ、堀琴音の勝利を支えた2021年発売の「エピック SPEED ドライバー」。「エピック SPEED」の中でもモデルが分かれていて、上田と堀が「エピック SPEED トリプルダイヤモンド DS ドライバー」、申は「エピック SPEED トリプルダイヤモンド ドライバー」、西村はスタンダードな「エピック SPEED」を選んでいる。通常モデルでも飛距離性能が抜群で、人気は高い。中古で5万円台を切る価格から見つけられるものの、強弾道で意外とハードなモデルなので、ロフト角などは一度試してから決めた方が良いだろう。
久々の復活優勝を遂げた笠りつ子が使っていたのは「エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」(2019年)。こちらも飛距離性能が高く、2年前のモデルながら高い人気を誇り、価格は3万円台前半からと安定している。
この3モデルは、中古価格の差があまり大きくないので、じっくりと検討してから選ぶことをおすすめする。