女子メダリストたちのドライバー&シャフトを中古で探す
2021/08/20 05:00
男子に続いて開催された「東京五輪」女子ゴルフは、ネリー・コルダ(米国)が金メダル。稲見萌寧がゴルフ競技としては日本人初の銀メダル、リディア・コー(ニュージーランド)が銅メダルを獲得した。メダリスト3人のドライバーとシャフトを、中古ショップ目線でチェックしてみよう。
コルダが使用するのはタイトリスト「TSi1 ドライバー」(2021年)。投影面積が大きく安心感があり、ボールをつかまえやすいモデルなのでアベレージゴルファーでも使いやすい。今年発売モデルのため、まだ中古で見つけることは難しい。シャフトは、グラファイトデザイン「ツアーAD IZ」(2017年)。スリーブ付きで1万円台後半から見つけることができる。
稲見が使用するのはキャロウェイ「マーベリック サブゼロ ドライバー」(2020年)で、強弾道が打ちやすい低スピンモデル。まだまだ人気が高く在庫は少ないが、3万円台を切る価格から見つかる。シャフトはUST マミヤ「The ATTAS」(2017年)を装着。クセのない素直なシャフトで、2万円前後からが相場だ。
コーが使用するのはPXG「0811X プロトタイプ ドライバー」(2020年)。「PROTO」と刻印されているが通常販売されているモデルで、中古だと流通数が少ないこともあり、ほとんど見つけることができない。シャフトは三菱ケミカル「クロカゲ XD」(2018年)。ハードヒッター向けの叩ける元調子シャフトで、1万円台中盤から手に入る。
コルダはミスに強い寛容性、稲見とコーは飛距離とコントロール性を重視した組み合わせ。3人のなかでは稲見のドライバーとシャフトが比較的そろえやすいので、メダリストのクラブを求めるのなら狙い目かもしれない。