PGAツアーで見るスリクソンアイアンは中古でレアものばかり
2022/02/25 05:00
PGAツアーで、住友ゴム工業「スリクソン」アイアンの注目が急上昇中だ。使用する松山英樹が2021年「マスターズ」を制したほか、同年からはブルックス・ケプカも投入を開始。今回は、主なPGAプレーヤーが使うモデルの中古状況をチェックしてみた。
ケプカと2019年「全英」覇者のシェーン・ローリーのほか、ハロルド・バーナーIII、キーガン・ブラッドリーらが使うのは「スリクソン ZX7 アイアン」(2020年)。やや小ぶりなハーフキャビティの軟鉄鍛造アイアンで、見た目と違って意外とキャビティ部が深く、プロ仕様モデルながらミスに強いと評判が高い。中古ではレアだが、見つけることができれば6本セットで7万円前後からが相場だ。
アニルバン・ラヒリが使うのは、かつて松山が多くの優勝を重ねた「スリクソン Z945 アイアン」(2014年)。ブレードタイプながらボールが上がりやすいモデルで、6本セットで4万円前後からが相場となる。こちらもなかなか見つからないので、やさしいマッスルバックを使いたい人は、根気強く探す必要があるだろう。
現在、松山が使っているモデルが、「マスターズ」制覇をともにした「スリクソン Z-フォージド アイアン」(2019年)。中古で人気の高いモデルで、スリクソンのアイアンでは一番レア。買い取りが少ない上に、すぐ売れてしまう状態だ。
松山やケプカが使用することで、契約外プロも注目しているスリクソンのアイアン。中古ショップではレア物が多いので、マメに確認し続けることをオススメしたい。