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プロに人気の高慣性モーメント&浅重心パターを中古で入手

2022/05/27 05:00
ヘッドのデザインやネック形状は種類が豊富なので実際に試打をして決めて欲しい

今季の国内ツアーで、慣性モーメント(MOI)が高く、重心が浅めのパターが存在感を増している。高MOIのパターは直進性に優れる一方で、操作性が落ちて打感がボヤけるデメリットもある。高MOIを維持しつつ重心を浅めに設計し、ミスヒットへの強さと操作性を両立させたことがプロ人気の高い理由だろう。今回は、そんな高MOI・浅重心のパターを中古ショップで探してみた。

オデッセイ「ELEVEN(イレブン)パター」(2022年)は、2つのウェイトをフェース寄りに搭載することで、大型のネオマレットながら浅重心化を実現したモデル。今季1勝の稲森佑貴比嘉一貴のほか、投入する男子プロが増えている。中古ショップでは、3万円を切る価格から見つけることができた。

同じくオデッセイの「TRI-HOT 5K パター」(2022年)は、高MOIを備える浅重心のブレード型で、高い寛容性と操作性を合わせ持つ。女子ツアーでは、今季1勝の上田桃子や、西村優菜勝みなみらが使用している。こちらは3万円台後半からが相場だ。

プロはパターに操作性を求める傾向にある中で、深重心でオートマチックに打てるオデッセイ「2-BALL TEN パター」(2022年)を使用する今平周吾のような選手もいる。どちらの性能が自分に合うのか、十分に吟味して決めることをオススメしたい。