石川遼の考え抜かれた優勝セッティングを中古で調査
国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶりの優勝を遂げた石川遼。今回は、クラブに求める強いこだわりが伝わってくるセッティングの中古状況を調べてみた。
ドライバーはキャロウェイ「ローグ ST MAX LS ドライバー」(2022年)を使用。低スピンモデルながら安定感があり、カスタムシャフト装着で6万円台前半からが相場となる。
フェアウェイウッドはキャロウェイ「ローグ ST トリプルダイヤモンド T フェアウェイウッド」(2022年)の3W(14度)を使用。限定発売されたモデルで、中古で見つけることは難しいだろう。
ユーティリティは、キャロウェイ「APEX UW」(2022年)。フェアウェイウッドとユーティリティを掛け合わせたようなクラブで、19度と23度の2本を入れている。23度は市販モデルではないので中古では見つけることができないが、ほかの番手であれば2万5000円前後から見つかる。
アイアンはキャロウェイ「APEX TCB アイアン」(2021年)を5Iから8Iまで使用。こちらも数量限定で発売されたモデルで、中古ではレアとなっている。
ウェッジはキャロウェイのプロトタイプモデル(43度)と、「JAWS FORGED ウェッジ」(2020年)を48度、52度、56度の3本、「JAWS RAW ウェッジ」(2022年)の60度を入れている。「JAWS FORGED」は1万円台前半から、「JAWS RAW」は1万5000円前後から見つけられる。
パターは、オデッセイ「TRI-HOT 5K THREE パター」(2022年)。3万円台前半からが相場だ。
9IとPWを抜いて、43度と48度のウェッジを入れる理由は、スピンを入れやすく直接ピンを狙えるメリットがあるからだろう。ただ、微妙なスピンコントロールができる腕前がないと飛距離にバラつきが出てしまうデメリットもあるので、アマチュアが参考にする際は要注意だ。