あの大ヒットパターたちは今？

2017年「マスターズ」で、セルヒオ・ガルシアが悲願の初優勝を挙げた。その際使用していたパターが「テーラーメイド スパイダー ツアー レッド」だった。ジェイソン・デイのために開発されたこのモデルは、デイ本人ももちろん使用しており、つい先日の2018年「ウェルズファーゴ選手権」で優勝したばかりだ。

「スパイダー ツアー レッド」は2017年4月に日本で数量限定で発売されたが、すぐに売り切れ、並行輸入品も品薄となった。あまりに人気が高まり、一時は中古での販売価格が新品価格を上回る状況となったが、最近では中古ショップの在庫は十分あり、2万円を切る手頃な価格のものも出てきている。

2017年に大ヒットしたもうひとつのパターといえば「テーラーメイド TP コレクション ミューレン」だろう。松山英樹が同年の「WGCブリヂストン招待」でプロトタイプを使用して優勝した。こちらもその後人気が高まり、新品在庫が不足。中古ショップでの価格がどんどん上がったが、現在では1万円台ほどに落ち着いている。

話題のモデルは一時的に品薄となり、価格も上がるが、数カ月ほどで状況は収まる。それならば価格が落ち着いてから、中古ショップで購入する方がお得感がある。プロ使用モデルであれば性能は折り紙付きだ。ブームの1年後くらいが買い時と言えるのではないだろうか。

デイの優勝パターは今がその時期だ。興味のある方はチェックしてみてほしい。