スコアアップに繋がる13の法則

第9回 セルフマネージメントで平常心を

2014/01/07 09:00

どんな状況でも自分自身を見失わないように

ラウンド中、ときにはアンラッキーな場面に遭遇することも・・・

練習をしなくてもスコアアップに繋がる第9の法則は、セルフマネージメントを上手く行うことです。ゴルフは自分との闘い、大叩きする時は自分を見失っているものです。プレーが終わった後、大叩きしたホールを思い返してみると記憶が残っていなかったり、または「何故あのような判断をしたのだろう?」と自分自身の判断を疑う様なことがあったりします。コースマネージメントは重要ですが、その前に自分自身をコントロールできなければ、良いスコアを出すことはできません。自分がどの様な場面でどんなことを考え、どう行動するのか?その傾向を理解することができれば、スコアメイクはやさしくなります。

イメージトレーニングでミスをしたときの対処法を考えておく

あらかじめミスしたときの対処法を考えておき、パニックに陥らないこと

ボク自身も実践していたセルフマネージメント方法を紹介します。まず、ラウンド前夜は、次の日のラウンドを1打ずつイメージします。この時に重要なことは、ナイスショットだけでなく、ミスショットの後の対応までイメージすることです。「もし林に入れたら、自分の好きな80ヤードを残そう」などと、各ホールの特徴と起こり得るミスを全てイメージします。これがきっちりできていれば、その場で慌てることはありません。ミスも想定内となれば、決まったことをするだけで済みます。

悪い癖が見つかる!ラウンド中に動画で撮影してみよう

スマホやデジカメでショットする前後を動画でチェックしてみよう

次に自分のプレーを映像に残して確認することです。最近はスマートフォンなどのビデオ機能も充実しているので、友人と交代で簡単に撮影できることでしょう。ショットだけでなく、ショット前後の数分を撮影することで多くの事が分かります。ショットに自信が無い時は、素振りの回数が多くなるとか、ミスショットの後は肩を落として歩いていて気持ちの切り替えができていないなど、普段は気付くことのないことが色々と分かります。この様に映像として自分のプレーを見るということは、客観的に状況分析をすることができます。状況分析がきっちりとできれば、その後の対応策も見つかるはずです。

自分を落ち着かせる行動を身につけておくこと

ミスした次のホールのティグラウンドで一呼吸置くなど、自分なりのリラックス方法を身に付けよう

ボク自身は気持ちを切り替える対応策として、ドリンクを飲むとか、深呼吸後に数秒間瞑想をするなどと、色々試しました。効果のあるものは継続し、効果のないものは止めて他の方法を試すことをしました。この様に色々と試すことでミスも楽しめる様になりました。ミスの後の対応策の効果を確認できた時はとても嬉しかったものです。その経験のお蔭で、今はミスをしてもすぐに平常心を失わなくなりました。これを機に、みなさんもセルフマネージメントについて一度しっかりと勉強してみてください。必ずスコアアップに繋がるはずです。