Lesson.7 飛ばすためのアドレス

自分に合ったアドレスを見つける

今回は飛ばすためのアドレスに関して説明します。ここでの「飛ばす」とは一発の飛ばしではなく、平均的に飛ばせるいいスイングという意味です。いろいろと基本的な約束事はありますが、みなさんそれぞれ身長も違えば、筋力や柔軟性も違います。結論から言えば、アドレスには個人差があっていいのです。自分が最も構えやすく、振りやすい形で構えることをおすすめします。

動きやすいスタンス幅で構える

スタンス幅に関しては、よく肩幅を基準にすると言われますが、最も体を動かしやすい幅で構えるのがいいでしょう。例えば、左右の体重移動を意識したほうがスムーズに体が動くという人は、スタンス幅が広めがいいし、逆に狭いほうが体の回転がしやすいという人は、広くすると体の動きが止まって手打ちになる可能性があります。素振りをしてみて、自分の動きやすいスタンス幅を探してみましょう。

前傾は太ももの付け根で作る

次にアドレスで重要なのが前傾角度です。ボールとの距離をキープする上で非常に大切な部分で、前傾の作り方がポイントになります。前傾は太ももの付け根から体を曲げます。腰から曲げて、猫背のようにならないように注意してください。パンツの股関節部分にシワが入るように曲げるのがコツ。股関節に体重が乗るように前傾することで、上半身の回転がスムーズになるわけです。

手の位置は脱力させた肩の真下が理想

アドレスにおいて手の位置はクラブをスムーズに振るために非常に重要です。手元が体から離れすぎても、近すぎてもダメ。太ももの付け根を支点に前傾を作り、その状態で腕を真下に脱力させた位置。これが手元の理想的なポジションです。アドレスの位置に、インパクトでは手元を戻すだけで、ミート率は高まり、飛距離に還元することができます。

連続素振りでボール位置を確認

前傾を正しく作ってもボール位置が間違っていたら意味がありません。手元の位置は肩の真下と説明しましたが、その状態で何度か連続素振りを行ってみてください。ヘッドの残像が目に残ると思いますが、要するにその残像位置にボールを置けばいいだけです。これをどの番手でも行えば、それぞれの適正ボール位置がわかるはずです。是非試してみてください。

【動画】Lesson.7 飛ばすためのアドレス

自分に合ったアドレスを見つけることが大切です！