ティモンディ前田 競技想定ラウンドで「えっ、それはダメじゃない!?」連発
前回スタートしたシーズン4の2話目。引き続き、競技を想定したラウンド(ハーフ)の残り8ホールをお送りいたします。プレー中はあえて吉田コーチからアドバイスはせず、全国大会出場を目指すにあたっての課題をあぶり出します。
■ゴルフ・トライアウト無限大とは
人気芸人のティモンディ(前田裕太・高岸宏行)が出演する動画企画。シーズン1でゴルフと「出合い」、シーズン2では「上達」をテーマにレッスンを重ね、一人前のゴルファーに成長。シーズン3では「楽しむ」ことをテーマに、さまざまなゲストの胸を借り、成長を加速させた。そして、このシーズン4は、“ゴルフ熱”急上昇中の前田がゴルフテックの吉田幸太郎コーチと共に、アマチュア競技全国大会出場を目指す。
ゴルフの正式ルールって難しい…?
これまでゴルフの「上達」や「楽しむこと」をテーマにお届けしてきましたが、正式なゴルフルールにはさほど触れてきませんでした。しかし、競技出場となると正しいルールやマナーも身に着けていかなくてはなりません。実際に今回のラウンドでも、ルール絡みのケースがひとつ。3番ホールの2打目は木のそばにボールがあり、まともに打てる状況ではありませんでした。そうした場合、以前までの前田さんは「打てる場所に少しずらす」という処置をしてきたそうで、対処に困ってしまいます。
「スパット」って自分で作っちゃダメなの?
プロや上級者はボールと飛球線を結んだ線に目印となる「スパット」(だいたいボールの20~30cm先)を見つけます。そのスパットに対してフェースを直角に合わせたり、体の向きを線と平行になるようにアドレスすることで、目標に向かって正確に構えることができます。そのスパットは落ちている落ち葉の欠片や、ディボット跡などを見つけ、“動かさずに利用する”のはOKですが、意図的に目印(ルース インペディメントなど)を置いてはなりません。
<ゴルフ規則>
8.1a 認められていない行動
プレーヤーはストロークに影響を及ぼす状態が改善されてしまう場合には次の行動をとってはならない。
・ルースインペディメントや動かせる障害物を所定の位置に置く(例えば、スタンスの場所を作るため、またはプレーの線を改善するため)。
次回予告
次回はゴルフ競技で遭遇しそうな基本的なルールをお勉強。ボールがカート道に止まったときや、池に入ったときの処置、救済措置の一つ「アンプレアブル」などを教わります。
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■ ティモンディ・前田裕太(まえだ・ゆうた)〈左〉 プロフィール
1992年生まれ。高校野球の強豪・済美高(愛媛)のチームメイト・高岸と結成したお笑いコンビ「ティモンディ」でツッコミを担当。3年時の夏に県大会決勝で敗れ、甲子園出場はならなかった。サウスポーの控え投手兼野手として活躍し、野球用具メーカーが行う体力測定で高校1年から2年連続で全国1位の経歴を誇る。