「元100叩き」のクラチャンが熱血指導 ティモンディ前田の“練R”つづき
「GDOアマチュアゴルフチャンピオンシップ」で“全国”を目指すティモンディ前田さん。前回に引き続き、中部エリアの予選コース「ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場(愛知県)」の練習ラウンドの様子をレポートします。後半インコースは同クラブ2019年クラブチャンピオンの太田聡(おおた・さとし)さん。試合で気を付けたいポイントや攻略法を教えてもらいます。
■ゴルフ・トライアウト無限大とは
人気芸人のティモンディ(前田裕太・高岸宏行)が出演する動画企画。シーズン1でゴルフと「出合い」、シーズン2では「上達」をテーマにレッスンを重ね、一人前のゴルファーに成長。シーズン3では「楽しむ」ことをテーマに、さまざまなゲストの胸を借り、成長を加速させた。そして、このシーズン4は、“ゴルフ熱”急上昇中の前田がゴルフテックの吉田幸太郎コーチの指導のもと、アマチュア競技全国大会出場を目指す。
10年間「100叩き」だったチャンピオン
後半インコースのスパーリングパートナーを務めてくれる太田さんは、ゴルフ歴20年の47歳。同ゴルフ場のほかに、ローモンドカントリー倶楽部(三重県)でも3度のクラブチャンピオンになったことのある強者ですが、ゴルフを始めてから「100」を切るまでに10年かかったといいます。上達のきっかけは「自分より上手い人と回って無駄のないプレーを身につけた」(太田さん)と、常に次の一手を考えながらマネジメントすることが上達の秘訣のようです。
ラウンド前の練習でみっちり打ち込み
前日から名古屋入りしていたこともあって、この日はラウンド前の“朝練”でみっちり打ち込んだ前田さん。吉田コーチは現在の前田さんのスイングについて「左腕を強く使いすぎてしまう癖があり、アドレスでも無意識に左肩がかぶってしまう」と言い、まずは構えを矯正。そして「ダウンスイングからインパクトにかけての切り返しで間が取れない時が多い」(同コーチ)と、ゆっくりとクラブを下ろす動きの練習をしました。ラウンド中の前田さんは、修正したばかりのスイングでミスショットをしながらも、教わったフォームを身につけようと必死でした。
パー3はボギーでOK
コース攻略のカギとなりそうなのが平均約200yd(バックティ)と距離のあるパー3。太田さんは「グリーンのアンジュレーションも強いので、ボギーでもOKと思って無理せず攻めましょう」とポイントを説明します。11番(パー3)でアプローチのミスを連発してしまった前田さんに対し、「大人しく静かにスタートすること。何かトラブルがあっても、またリセットして平常心を保って次に臨むことが大切。心が乱れると次のミスにつながってしまいます」と助言しました。
次回予告
次回は練習ラウンドのラスト5ホールをお届けします。予選突破へつながるラウンドができるでしょうか。
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■ ティモンディ・前田裕太(まえだ・ゆうた)〈左〉 プロフィール
1992年生まれ。高校野球の強豪・済美高(愛媛)のチームメイト・高岸と結成したお笑いコンビ「ティモンディ」でツッコミを担当。3年時の夏に県大会決勝で敗れ、甲子園出場はならなかった。サウスポーの控え投手兼野手として活躍し、野球用具メーカーが行う体力測定で高校1年から2年連続で全国1位の経歴を誇る。