近藤共弘プロの超シンプル思考

第6回「ガードバンカーからきっちり寄せる」

2016/10/24 10:00

バンカーショットはライによって難易度が変わる!

ひと括りにガードバンカーといっても、実はライによって難易度が大きく変わります。脱出しやすいのはフラットなライと左足上がりのライです。ヘッドを低い位置から入れやすいので、ボールを高く上げることができます。苦手な人はフェースをしっかり開き、オープンスタンスで構えてください。また、自分でボールを上げにいくとダフるので注意しましょう。

難しい左足下がりはアウトにクラブを上げよう

アドレスは傾斜なりに構え、アウトサイドにクラブを上げる

僕がもっとも難しいと感じるライは左足下がりです。左足側が低いため、ボールを上げにくくなるからです。このシチュエーションから打つ場合は、寄せることよりもまずは脱出することを考えなければいけません。アドレスは傾斜なりに構えてください。ボールは上がりにくくなるので、その分さらにフェースを開きましょう。また、テークバックはいつもより外側に上げていくと、アウトサイドからクラブが下りて、ボールが上がりやすくなります。左足下がりではライなりにふっていく、つまり左の低い方向に振っていくことが大事です。

第6回目のテーマ「ガードバンカーからきっちり寄せる」の詳しいレッスンは、ネスレサイト「近藤共弘プロが教える 簡単ワンポイントゴルフレッスン」の動画で紹介しています。動画では、タケ小山プロが近藤プロにシチュエーションに対して、どの様な対処をしていくか質問形式でわかり易く展開しています。是非ご覧ください。

近藤共弘(こんどうともひろ)
1977年6月生まれ、愛知県出身。本名は近藤智弘。2009年1月13日に登録名を近藤共弘に変更。2006年のメジャー「日本プロゴルフ選手権」でプレーオフを制して初優勝を飾る。アマチュア時代は高校在学中に「日本ジュニア」で優勝、大学時は「日本学生選手権」など数々のタイトルを獲得し、日本代表として出場した1998年のアジア大会では個人・団体ともに金メダルを獲得している。16年にネスレ日本に入社し名刺や社員証も持っている。

恵庭カントリー倶楽部(北海道)

取材協力:恵庭カントリー倶楽部
所在地:〒061-1422北海道恵庭市盤尻53-2
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